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「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」オンライン報告会“アーカイブ配信”のお知らせ

こんにちは!文化庁 文化拠点担当です。

今回の記事は、昨年度3/9(木)に開催した「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」オンライン報告会“アーカイブ配信”のお知らせです。

文化施設や文化資源の高付加価値化を図ることが重要となっていることを踏まえ、昨年度は「観光再開・拡大に向けた文化観光コンテンツの充実事業」として、22件の事業を採択し、全国各地で取組を行いました。

本事業で得た知見を広く共有するため、オンライン成果報告会を開催し、その様子をアーカイブ配信します。

パート1からパート6まで全6パートにわけて配信しております。
是非以下アーカイブ配信(成果報告会)をご覧ください!

【01 文化庁文化拠点担当 飛田参事官からの開会挨拶】
(文化庁 参事官(文化拠点担当) 飛田 章)

令和2年5月に「文化観光推進法」が施行されました。
「文化観光推進法」では、「文化についての理解を深めることを目的とする観光」、これを「文化観光」と定義し、文化の振興を起点に、観光振興、地域活性化へ、好循環の創出を目指しています。
本報告会では、実際に事業に取り組んでいただいた事業者や専門家の方々を交え、各事業における成果、見えてきた課題などを紹介させていただきます。(視聴時間:3:53)

【02 文化観光 概要説明】
(文化庁 文化観光推進コーディネーター 丸岡 直樹)

文化観光に取り組む背景や目指すべき文化への再投資・好循環とはどういった考えなのか?
私たちは本事業を通じて、何を目指しているのか?
(視聴時間:14:05)

【03 R4年度事業 概要説明】
(株式会社an 代表取締役/立教大学 経営学部 客員教授 永谷 亜矢子氏)

有識者の永谷氏より、文化資源の活用における方策及びコーチング施策の概要についてご説明いただきます。
(視聴時間:20:20)

【04 事例紹介 滝ケ原クラフト】
(事業者:株式会社滝ケ原クラフトアンドステイ)

滞在拠点でもある滝ケ原クラフトアンドステイにおいて、越前漆器・越前和紙・九谷焼の3つの伝統工芸を各回テーマにした体験プログラムと食文化をキュレーションによりマッチングした1泊2日の滞在プログラムを確立。地域伝統産業の若手職人の指導のもと、器などのものづくりを体験し、完成した作品を使って食事をする機会も提供することで、職人とユーザー、製作者と使用者の相互理解を深め、新たな販路開拓へとつなげた事例です。
(視聴時間:11:30)

【05 事例紹介 シン・熊本】
(事業者:株式会社くまもとDMC)

文化財の修復・復興過程をコンテンツ化する「re-Construction Tourism」という新たなツーリズムの概念を創出。そのコンセプトをベースに、石工など、震災後の熊本城で復旧作業に携わる職人たちに焦点を当て、復旧作業中ならではのコンテンツを造成。
また、熊本城の城主であった細川家当代によるガイドツアーやライトアップされた天守閣を臨む特別見学通路でのディナーなど、新たな価値も付加し、熊本城と細川家にまつわる高付加価値な文化観光コンテンツを開発した事例です。
(視聴時間:11:51)

【06 事業の総括・質疑応答】
(A.T.カーニー日本法人会長/CIC Japan 会長 梅澤 高明氏)
(Field-R法律事務所 弁護士 齋藤 貴弘氏)
(株式会社an 代表取締役/立教大学 経営学部 客員教授 永谷 亜矢子氏)
(神奈川大学 国際日本学部 教授 高井 典子氏)
(城西大学 現代政策学部 准教授 土屋 正臣氏)
(文化庁 文化観光推進コーディネーター 丸岡 直樹)

事業の総括。そして、一般視聴者からのご質問にお答えします。
(視聴時間:1:02:34)

その他、本報告会では紹介しきれなかった事業まで含めた事例集は、こちらからご覧いただけます。また、その他関係資料はこちらとなっております。